ちょっとだけマシ

【マネジャーくんは、いるかね】
「いいえ・・・」
【今日もか】
「３日目です」

【休みなのかね】
「遊んでいるわけではないようです」
【勤務なのかね】
「そういうわけでもないようです」

【所在表にはなんとある？】
「空欄です」
【自由人だな】
「宇宙人よりは、ちょっとだけマシです」

梅雨空・・・

『どうもいかん！』
「なにがです？」
『この梅雨空だ』

「全くですね。夕べの星空宅配、どうでした？」
『晴れたぞ』
「えっ！」
『すぐ曇ったぞ』
「はぁ～・・・」
『だが、天文チームのスキルはすばらしく、
　梅雨空でも、十分すばらしいのだ♪』
「じゃあ、なにが、どうもいかん！なんです？」

『通勤RUNが出来なくて、太ってきているのだ』
「・・・飲まなきゃいいのに・・・」
『なんか言った？』
「いいえ！」

再会

ここ５・６年、私の中で担々麺が迷走を続けていた。
お気に入りのスキー場の中華レストランの担々麺が姿を消して以来・・・

雫石駅の２階に中華料理店がオープンしていた。
担々麺の写真が貼られている。
『似ている・・・』
しかし、こういう期待はことごとく打ち砕かれてきたここ数年・・・

ガラス張りなのでキッチンも丸見え。
良いのだろうかと思うくらいに、ぜ～んぶ見える。
『んーどれどれ？
　かなりまじめに出汁を取っている。
　調味料も本気モードだ！
　５００円？！
　スキー場では１２６０円だったぞ・・・
　ど、どうしよう？（ウロウロ）
　あっ！店員さんと目があっちまった。』
というわけで、入店～・・・

「で、どうだったんです？」
『そっくり以上に似ていた』
「それって、同じっていうんです！」
『う～ん・・・』
「聞いてみたんですか？」
『これが結構、勇気いるんだ』
「はっ？」
『シェフにもプライドがあるだろう。
　違っていたら・・・』
「考えすぎっす」
『いいや、ジェフ・ベックにジミー・ペイジですか？って聞いたら大変なことになる。
　これと同じだ』
「はっ？」

で、聞いてみた。
「結局、聞いてるし・・・」

『あ、あの～・・・これって、・・・スキー場で出ていた担々麺と・・・同じだと思うんですけど・・・』（超小声）
（はい、そうですよ）（超小声）
『うおぉぉぉぉぉー♪』

虹

彩雲♪

「こ、これだけっすか」

『私は、忙しいのだ』

「珍しいですね」

『・・・』

湧き水の街 盛岡

８：３０過ぎ、ランニング開始・・・
↓
４ｋｍ地点、大慈清水（湧水）で給水
↓
６ｋｍ地点、清瀧水（湧水）で給水
↓
１０ｋｍ地点、下米内清水（湧水）で給水
↓
１２ｋｍ地点、野イチゴ（自生）で栄養補給。結構甘かった♪
↓
１２．５ｋｍ地点、伊勢清水（沢水）で給水
↓
１５ｋｍ地点、七滝清水（湧水）で給水
↓
１６ｋｍ地点、バライチゴ（自生）で、栄養補給。酸っぱい～！
↓
１８ｋｍ地点、野イチゴ（自生）大量摂取！甘くて美味しい～♪
↓
２０ｋｍ地点、下米内清水で給水。（２回目）
↓
２４ｋｍ地点、賢治清水（湧水）で給水
↓
２６ｋｍ地点、バライチゴ（自生）大量摂取。酸味がいいのよ♪
↓
３０ｋｍ地点、下米内清水で給水。（３回目）
↓
３４ｋｍ地点、御田屋清水（湧水）で給水
↓
３６ｋｍ地点、大慈清水で給水。（２回目）
↓
４０ｋｍ完走

なんと１３：４５・・・時間かかりすぎだ・・・

きのこ

「これ，なんすか？」

『き，きのこだ』

「答えになっていません」

『・・・』

「おいしそうですね♪」

『食べてみる？』

「食べられるんですか？」

『食べてみれば分かる！』

「じゃあ，先にどうぞ」

『いやいや，遠慮するなよ』

「どこに生えてるんです？」

『裏の駐車場脇』

「採ってきてあげますよ」

『どうするの？』

「だから，食べてもらおうと・・・」

『遠慮しとく』

「いやいや，遠慮しないで・・・」

崩した・・・

（私、ふたご座の人って、賢いっていうイメージがありました）
『ふ～ん、過去形だね』
「しかも５月生まれって、しっかりしているっていうイメージでした」
『か、過去形だね』
＜その上、Ａ型と来れば、完全無欠な感じだったんですけど・・・＞
『そのイメージ・・・もしかして・・・く、崩した？？？』
「ええ、おかげさまで！」
『・・・』

日本初！

当館に日本初のシステムが導入され、本日から稼働している。
その名は、VⅡR５！

「それでじゃあ、誰もわかりませんね」
『う゛ぁあちゃりうむつぅりりいすふぁいぶだ』
「ひ、ひらがな・・・読みにくっ」
『ヴァーチャリウムⅡリリース５だ』
「でも、なんなのかわかりません・・・」

プラネタリウムの全天映像システムが一新された。
日本初！
もちろん最先端～♪
凄いのだ。

「なにが凄いんですか？」
『とにかく凄いのだ！』
「まっっったく、わかりません！」
『よし、見に行こう』
「おーっ！」

ケンシロウに不向きな職業

開館３０周年を迎えた当館の今年の年間テーマは、「３０」である。
そういうわけで、今年はなぜか３０という数値に敏感に反応する。
聞くところによると、北斗の拳も３０周年らしい。


『う～ん、ケンシロウに、あの仕事は向いていないな～って思ったのだ』
「なんです？」
『医者だ』
「！」

患者さん　　「先生～、ちょっと熱がありまして・・・風邪でしょうか・・・ゴホゴホ・・・」
ケンシロウ　【おまえは既に・・・】

梅雨空

『う～ん、困った』
「何がです？」
『梅雨空で、通勤ＲＵＮができない！』

「仕事に関係ないですね」
『いいや、かなり影響があるのだ』
「はっ？」
『なにせ血圧の上が９８だし、脈は５０だし、
　無理矢理血流起こさないと、ぐったりで仕事がはかどらないのだ』

「ぐったりな方が静かで、他のスタッフの仕事が進みますよ」
『そ、そうかな・・・』

私の役目は、賑わい創出！
「違います！」
『・・・』

老舗

創業１４１年を誇る、街の老舗料亭が幕を閉じるという・・・

「行きつけだったんですか？」
『そう見える？』
「いいえ！」
『・・・』

『い、行ったことはあるぞ！』
「１回でしょ」
『うっ！』

立派な庭園内には、店の名を冠した湧き水がある。
盛岡市１０大清水のうちの一つである。
今も、静かに湧き出でているのだろうか。

今日も、鰻を焼くすばらしい香が、庭園の向こうから流れてきていた。

「鰻、期待してますよぉ～♪」
『起案するのじゃー！』
「承認されますかね？」
『チーフ会議までならイケルと思うんだけど』
「・・・」